歴史あるまちのまちづくりに関わる喜び。待ち望む人たちの声が、やりがいにつながる。

住宅建築課 田中千紘さん

甲賀市役所の面接を受けた理由

自らのスキルを高め、歴史あるまちの発展に役立ちたい。
自宅からの通いやすさも魅力のひとつ。

私が大学で学んでいたのは、建築関係の学科ではあるものの、どちらかといえば都市計画系、まちづくり系を専攻していました。就職活動中は、建設関係の会社の採用試験を受けていました。

そんな中で、甲賀市が新卒の技師採用をしていると知ったのは、父親がもらってきた甲賀市の広報誌でした。「受けるだけ受けてみれば」と言われ、採用試験を受けました。すでに内定をもらっていたのは、自宅(湖南市)から通うのが難しいところで、甲賀市なら通うことができるなと思いました。当時の湖南市には、新卒で技師の募集がなかったことも理由のひとつです。

甲賀市のイメージは、東海道五十三次の土山宿、水口宿、忍者や信楽焼きなどの歴史があるまち。技術を身につけ、まちの発展に役立ちたいと話したことを覚えています。

これまでの職歴、教えてください。

周囲のサポートを受けながら
経験を積める場所がここにある。

入庁時から4年間住宅建築課で働いています。住宅建築課の先輩の多くは、経験者の方です。現場経験者の方は、経験を生かして仕事をされています。私は大学で専攻ではないものの、建築分野を学んだとはいえ、住宅建築課の仕事は、学校の授業とは全く違いました。全てイチから学びながら頑張っています。

1年目は、主に庁舎内での事務仕事をしていました。時間がある時は、先輩方の現場について行って、いろいろ教えていただきました。2年目に初めて工事を担当しました。その時は、信楽にある小学校の空調整備工事で、先輩のサポートを受けつつ、発注や業者さんとのやりとり全般を行いましたそして小規模ではありますが、新築・増築工事も担当し、現在は、城山中学校の大規模改修工事に携わっています。

これまでで一番やりがいを感じたことと言えば・・・

建物の完成を楽しみにしてくれている人がいる。
それが、何よりのやりがい。

一番印象に残っているのは、児童クラブの新築工事です。初めて基礎工事など最初の段階から最後の竣工まで担当した現場で、関われたことは、経験としてとても大きかったです。

3年目に担当した児童クラブの増築工事の際には、児童クラブを利用している子たちが、業者さんに向けて、メッセージを書いて窓に貼ってくれていました。「工事がんばって」「ありがとう」「楽しみにしています」など、いろいろなメッセージがありました。私が仕事で関わる建物は、公共施設であり、楽しみにしてくれている人がいるということを直接知ることができ、すごく励みになりました。

この仕事を通して思うこと、感じること

働きやすく、居心地のよい職場。
他部署とのつながり、外部とのやりとりから多様な視点を得る。

改めて思うのは、働きやすさ。工事の発注時期など、忙しい時期もありますが、残業も比較的少ないイメージです。上司や先輩にも恵まれてると思います。皆さん気にかけてくれていて、日々の業務の中でわからないことが出てきても、質問しやすい環境です。

また、住宅建築課は、施設を所有しているわけではありません。例えば今回インタビューを受けた場所である城山中学校を管理・運営しているのは、教育委員会です。児童クラブであれば、子育て政策課。だからこそ、他部署とのつながりも生まれていると思います。外部の方でいえば、業者さんと接する機会はすごく多いですね。

これからチャレンジしたいこと

スキルを積み重ね、ゆくゆくは大きな仕事を成し遂げたい。

まずは与えられる仕事に対して、積極的に関わっていきたいです。十数年後の話をするなら、私もこれからスキルを積み重ねて、今回インタビューを受けている岡田さんが建設に関わった給食センターのように、建物を建てるための最初の段階から利用する方が使いたい、使いやすいと思ってもらえるようなものをつくる仕事に携われるようになりたいです。

他に、建築関係の仕事以外にも、市役所内には様々な業務があるので、これまでに経験したことのない業務にもチャレンジしたいです。

message

これから同僚になるかもしれない、あなたに向けて

目標となる先輩が身近にいること。その人から直接指導を受けられること。相談できること。これって、すごく働きやすい環境だと思います。住宅建築課に限らず、他の部署も、きっと同じはず。

希望すれば、数多くある研修の中で興味のあるものに参加し、学ぶこともできます。

私自身も研修に参加して勉強し、周囲の人に助けられながら、知識や技術を磨いている最中です。ぜひ、一緒に頑張りましょう!

コウカシ
ニンジャ
ハタラク

応募してみるで 応募してみるで ござる ござる

応募してみるでござる 応募してみるでござる

先輩の話を聞いてみるでござる 先輩の話を聞いてみるでござる